エリザベス女王
女王の夫であるフィリップ王配殿下が死去されました。残念です。
私はエリザベス女王が大好きです。
大好きというより尊敬?敬愛しているとでもいうのでしょうか。
王制に賛成とか反対とかそういう意味で敬愛しているわけではありませんが、女王とはいえ1人の人間。あの笑顔の裏でどれだけの困難を国民に見せずに乗り越えてこられたのだろう、悩み苦しみながらどれだけの責任を背負ってこられたのだろうかと考えるとそれだけで尊敬してしまいます。
エリザベス女王はもともとジョージ5世の次男の長女として生まれられているので王位を継ぐはずはありませんでした。
叔父であるエドワード8世が恋による思わぬ退位をすることになり、父ジョージ6世が王となります。
当時10歳。
次期王となる事が決まり女王は泣き崩れたと言われています。
第二次世界大戦で自らも従軍、数年後には父王が亡くなり25歳の若さで即位。
その後も王制が安泰の昔と異なり、世界がどんどん民主化して変化していく時代、王としての在り方、王室の意義、治めていた国々の独立など激動の時代を柔軟に生きてこられています。
もともと生まれながらに女王となることが決まっていたのとは元からの教育も意識も異なるし、様々な意味で本当に大変だったと思います。
実際にはどのようなお方なのか勿論存じませんが、歴史とこれまでの経歴を拝見しただけで私にはもう十分。
フィリップ王配殿下は女王を笑わせるのが大好きで上の写真のように兵士になりきって素知らぬ振りで警備しては女王を笑わせたりされていたようです。
とても素敵なワンシーン。
長年連れそわれ、女王のお気持ちも1番わかってあったと思う殿下が亡くなられたことでの女王の哀しみは計り知れません。
ご高齢なので気落ちされないか心配です。
私にとってエリザベス女王はまだまだ生きてお元気に活躍して欲しい方の1人です。
0コメント