魂とたっちゃんのお父さんとお母さん
娘のお友だち、たっちゃんのお通夜と告別式が終わりました。
まだ11歳、たっちゃんとのお別れに大勢の子どもたちと保護者が参列しました。
悲しくて、悲しくて、みんなが泣いてる中
たっちゃんのお父さんとお母さんは最後まで泣かれてませんでした。
むしろ来られた方に感謝の笑顔さえ見せお礼を言われていました。
お会した事はなかったけれど、たっちゃんをとても愛してきたのは会場の様子からもわかったし、頑張るしかないと気丈に振る舞われてる風でもなく、なんでかなぁととても不思議でした。
最後の挨拶の時、泣きじゃくる子どもたちに向かってお父さんが仰られました。
〇小6年生の皆さん、たっちゃんの身体は無くなったけどたっちゃんは魂としています!
魂になったからたっちゃんはいつでもどこでも側にいてくれます!困った事、辛い事があったらたっちゃん助けて!って言ってみて下さい。必ずたっちゃんが助けてくれます!
あー、そうか。そうだったのか。
お父さんとお母さんの強さはそこにあったのかと思いました。
お父さんもお母さんも初めからそう思えてた訳でもなくて、魂の存在を初めから信じてた訳ではないと思います。闘病の間に苦しみながらも魂の存在を体感されたのだと思います。
そんな確信が伝わってきました。
魂はあるとなんとなく思っている程度にしか思っていない私には言葉にできない深い学びと経験を頂きました。
すべては魂のなせる技。
この世の中何が起こっても本当は何も心配はいらないのかもしれないとも感じた式でもありました。
実はたっちゃんが亡くなったのは少し前。
たっちゃんも見に来ると言っていた運動会の2日前。
通夜とお葬式の後だと子どもたちがショックで運動会を頑張れないかも、そんな思いで式を遅らせて下さったそうです。
たっちゃん、
そしてたっちゃんのお父さん、お母さん、
ありがとうございます。
沢山の感謝を込めて...
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