「無いものは嫌いになれない。」
「無いものは嫌いになれない。」
中学生、息子2の言葉。
明日は運動会。張り切っていたのに全身筋肉痛になっただけで気持ちが揺らぐやつ。w
参加しないかもなと諦めていたけど、張り切る息子を見てついぞ楽しみにしてしまった私。
が、明日を控えてやはり参加しないといい出す彼。
私の心揺すぶるの上手だよね、君。𐤔𐤔
私の手放せてない心が浮き彫り。
そんなこんなから彼と心の話しになった。
「腹が立つのは自分が認めなくないもの、自分が嫌いと思ってるものを相手が持ってるからやろ!
自分にないものは嫌いになれないし、腹も立たない。
お母さんは頑張れない僕にムッとしてるけど、頑張れない自分を嫌いなんやろ!まだ成長出来てないやん。そんなんだから僕にはお手本がいないの。」
いやいや、その通りでございます。
運動会の件で少しムッとしてたのに図星過ぎて笑ってしまいました。
こうやって日々鍛えられていますが、
「無いものは嫌いになれない。」
とは、なかなかいい得てるなーと。
一般的に人を見て腹が立つ時は自分がしない事をするから「あの人なんでああなの?!あんな事して酷い!」と腹を立てるんですよね?
でも実はあの人がしているあの事をしたい自分もいて、そんな事をしようとするのは最低だ!そんな事を思うのは最低だ!と抑圧するから腹が立つんです。
あんな事をしたい自分や、最低だと思える自分を全部「最低な自分もいていいよ~。」と丸ごと認めてあげると、「最低」と思っている「あの人」も許せるようになるんです。
あんな自分絶対いないよね!😡と思っていても、
よく観ると「ぎゃー、いたわ😨」って感じ。
息子の言葉を借りると
「そもそも自分に全く無いものは、それを認識すら出来ないから嫌いになりたくてもなれない。」
つまり「あの人最低だ!」と思うその何かは自分にあるから嫌いになるんです。
どんなに醜い姿の生物、気持ち悪い生き物、例えばごっきーちゃんとか、存在を知る前から嫌いでしたか?
この世に存在している事を知らない〇〇さん、
今嫌いになれますか?憎めますか?
つまりはそういう事なんです。
面白い仕組みですね。
我が子ながら名言だわ~。😌
母としての私は今日も鍛えられています。(;▽︎;)
♯自分に無いものは嫌いになれない。
♯息子 ♯魂年上 ♯返す言葉無し ♯運動会
♯やっぱり出るらしい
♯私を揺さぶりたかったのね ♯降参
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