息子と学校

息子の学校は進学校です。
毎年学年の半数が医学部に進学するような中高一貫校です。自慢ではありません。様々な面で個性豊かな感覚を持つ息子はその波に乗れていないのです。
😨😨😨

6年生になって突然中学受験をする!といいだし、家では5分の勉強もしなかった子が自力で受験勉強をして入学しました。

それがなんの!
あれだけ毎日(と言っても1日2時間程度、受験するよそのお子様とは比較にならない時間です💦)勉強できたのだから毎日の宿題もテスト勉強もこなすのだろうと思っていたら全く出来ません。

感受性が豊かすぎて電車通学が負担、多感な思春期の友だちと過ごすのも辛い、先生の気持ちは手に取るように読み取れてしまうので向き合う気がない先生は嫌い。勉強する意味を見いだせず何も手につかないので成績は落ちる一方。人と関わるのは辛いから将来は人と全く関わらずに生きていける方法を探したい…😨

感じないように感情を封じて登校してたけど負担がどんどん増えて登校日数も減ってきました。
先生からは再三に渡ってこれ以上休むとかばいきれないので気をつけてと言われていました。

そろそろヤバいな~😨

私はそう感じていました。

担任の先生には恵まれて中学生とは思えない複雑な彼の思考を理解し1年生の頃から様々な配慮をして支えて下さいましたが、やはり学校という組織の中の1個人、先生が出来ることに限界はあります。

数日前学校から電話がありました。
「学年主任と副主任がご両親とお話をしますので学校へいらしてください。その間担任は息子さんと2人でお話しします。かなり踏み込んだ話しになりますので…。」
「来た~~😨😨😨」
「もう限界かな、でもここで辞めることになっても担任の先生にあれだけ良くして頂いたから感謝しかないよね。先生に出会えなかったらとっくにやめていただろうし…」正直な気持ち。

今回は警告だけだろうけどこのままでは彼には先も厳しいだろう、本人も忠告されても無理だから辞めるしかないと言うし、退学を受け止めるイメージ練習と覚悟をして学校へ赴きました。
夫は出張中なので私ひとりで…。

ところが…。
学校側から提案された話しは如何にして息子を受け止め伸ばしていくか、皆と同じ指導では息子が潰れそうだから負担を減らし如何にサポートするか、終始そんな話しばかり。そしてお父さんお母さんは同意して頂けますか?と。
聞けば教頭や指導教諭も含めて何日も話し合いを重ねて下さったとの事。

帰り道、息子がいいました。
「お母さん、僕は先生方の温かさに感動した。あんなに深い気持ちで見守ってくれているとは思わなかった。物凄く久しぶりに他人を信じても大丈夫なんだと感じたよ!✨」
何よりもこの息子の気持ちの変化が1番の贈り物。これから先辛い事があっても彼はきっとこの日の先生方の愛を思い出してくれるはず。

卒業成績が落ちると生徒が減ってしまう進学校、その進学校が個人に合わせて指導方針を変更するのがどれだけ大変な事でしょう。
先生方、そしてこの学校には感謝しかありません😌


突然受験を決めた息子、皆と同じ事が出来ない事で彼自身も追い込まれていたけれど、彼の魂はこの出会いを知っていたのかな。


今年は悲しい事、追い込まれて辛い事も色々あったけど、贈り物も沢山頂いた年になりました。

想います。
自分の中の押し殺した感情と向き合い手放して来たけれど、それをしなくても同じような贈り物を頂けたのだろうか?頂けたとしても私が気づいて受け取れたのだろうかと。😌


♯最高の贈り物 ♯進学校 ♯呼び出し ♯息子
♯感謝 ♯お母さん人を信じても大丈夫なんだね






無垢なわたしへ Purification✩.*˚

これからの人生は私が私へ還る旅。 旅路の途中で感じたことを綴っていきます。 そして時には、旅の途中で出逢えたあなたに持って生まれた癒しの力で幸せのお手伝いをさせて頂けたら幸いです♡

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